商品レビュー
喜び―成功の秘密
拍手喝采―2005年11月19日、レアル・マドリード対バルサ
サッカーボール―バロンドール
家族のアルバム―子供時代の歩み
マエストロ―父ジョアンの教え
あこがれの選手―ロベルト、兄以上の存在
プロ顔負けの少年―リフティングしながら
ペレよりもうまい―セレソン
ガウショ―タイトルと名声
悪夢―グレミオからパリサンジェルマンへ〔ほか〕
[要旨]
ロナウジーニョ誕生から2006年欧州チャンピオンズリーグ決勝まで。ドイツW杯、伝説が始まる。
BOOKSスタッフレビュー2005年 バロンドール2004年 FIFA世界年間最優秀選手2005年 FIFA世界年間最優秀選手 FCバルセロナで05-06UEFAチャンピオンズリーグを制し、2002年に続いて黄金のトロフィーを狙うブラジル代表の柱としても全世界の注目を集めるロナウジーニョ選手。 彼が語ったすべてを、20年間スポーツ競技をもれなく取材しているミラノ出身の記者、ルーカ・カイオーリが余すところなく書き記した渾身の一冊。ロナウド・ジ・アシス・モレイラ、通称ロナウジーニョの人生を叙事的につづった一冊お手軽なインスタント本ではない。サッカーにおける微笑みについて考え抜いた本である。全編を通じ、サッカーの使徒、2005年バロンドール受賞者、究極のロマンチストであるロナウジーニョの逸話がつづられている。なぜロナウジーニョについて書くのか。グリーンのピッチに明るさを取り戻したのが彼だからだ。決まった勤務時間をこなすためだけにピッチに出る不機嫌なプレーヤーはもうたくさん。イライラしたプレーヤーも、筋肉、アスリート、スキーム、モジュール、どれももう十分だ。自ら楽しみながら我々も楽しませてくれるプレーヤー、サッカーとは何よりもゲームでありファンタジーであり美であることを知っているプレーヤーよ、永遠なれ。2005年11月19日、ロナウジーニョはベルナベウで得点を決めた。あのときレアル・サポーターから受けた歓声、スタンディングオーベーションが物語の出発点である。マラドーナ以来、20年ぶりの出来事だった。ボール(ポルトガル語ではボールは女性名詞だ)が「ジーニョ」のフィアンセであり、友人であり、パートナーであることを伝えるため、マドリードからポルト・アレグレへ。22年前、家で椅子を交互にぬってドリブルしていたあの頃に始まった恋を振り返っているかのようだ。父ジョアン。サッカーの師であり人生の手本である父は、ロナウジーニョが8歳の時に亡くなっている。兄ロベウトは、バルサ10番を背にする彼のあこがれの人だ。グレミオ・ポルトアレグレ:7歳から21歳まで在籍。ここで「カリスマを備えた醜い人Ugly with charisma」になる。カリオカナショナルチーム:ジーコ、リヴァウド、ロナウドが模範だった。パリ・サンジェルマン時代、1得点ごとに会長からキャビア1kgが送られた。2002年日韓共催W杯、イングランド戦での信じられないゴール。優勝をほぼ確実にする。FCバルセロナがマンチェスターとレアル・マドリードを征し、ロナウジーニョはカタルーニャ入りした。これは小説のように読める本だ。ロナウジーニョ本人から、そしてフランク・ライカールトからパーソナルトレーナーまで彼を取り囲む人々からじかに得た証言も忘れずに、優しい口調で語る気取らない人間的魅力に迫る。家族と息子ジョアンを愛する幸福な男。期せずして模範となったプレーヤー、ロナウジーニョ。
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