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新品女流 林芙美子と有吉佐和子

[著編者 ・出版社]
著:関川夏央  
出版社:(株) 集英社

発売日:2006年09月
ISBN:9784087748185
管理コード:4087748189

商品レビュー

林芙美子の旅(働く「女流」
女たちのベンチャービジネス
みにくいアヒルの子
花の巴里はうそ寒い ほか)
有吉佐和子的人生(四十七歳の中国行
小澤征爾との再会
「帰国子女」という文化
「中年期」はむずかしい ほか)

[要旨]
“早熟の女流”という宿命を生きたふたりの作家、林芙美子と有吉佐和子をとおして見えてくる、それぞれの昭和と昭和。

BOOKSスタッフレビュー第1部「林芙美子の旅」――時は昭和26年6月のある日ある朝のこと。きょうこそは原稿をもぎとってやろうと、下落合の林芙美子邸にいくと、その編集者は「先生」が逃げられないよう裏庭へ回って不意を襲おうと思ったその瞬間、「先生はお亡くなりになりました」と手伝いの女性に伝えられる。そんなことでだまされるかと奥の部屋に入っていくと、まさに蒲団のなかで横たわり顔に白い布をかけている林芙美子を目撃する。『放浪記』の作者の、その人生の旅の最期から書き起こし、短くも激しい人生を描く。享年47。第2部「有吉佐和子的人生」――ちょうどその頃、20歳の有吉は、初期の代表作『紀ノ川』の習作を書き始めていた。『複合汚染』『恍惚の人』などの作品だけでなく、石原慎太郎との恋や、婚約破棄騒動でも世間に大きな話題を提供し、昭和という時代を駆け抜けた女流作家の一生にせまる。

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