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新品ロマンス小説の七日間

[著編者 ・出版社]
〔著〕:三浦しをん  
出版社:(株) 角川書店

発売日:2003年11月
ISBN:9784043736010
管理コード:4043736010
頁・サイズ:283P 15cm

商品レビュー

[要旨]
あかりは海外ロマンス小説の翻訳を生業とする、二十八歳の独身女性。ボーイフレンドの神名と半同棲中だ。中世騎士と女領主の恋物語を依頼され、歯も浮きまくる翻訳に奮闘しているところへ、会社を突然辞めた神名が帰宅する。不可解な彼の言動に困惑するあかりは、思わず自分のささくれ立つ気持ちを小説の主人公たちにぶつけてしまう。原作を離れ、どんどん創作されるストーリー。現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!注目の作家、三浦しをんが書き下ろす新感覚恋愛小説。

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  1. 1607.二重恋愛小説レビュー

    by music_comic

    評価  投稿日:2009/08/08

    music_comic

    作品内に翻訳小説が出てくる、ある意味二重構造的なストーリーになっています。
    「現実は小説に、小説は現実に、二つの物語は互いに影響を及ぼし、やがてとんでもない展開に!」とあったので、読む前は、例えば翻訳小説の登場人物が出てくるとか主人公が翻訳小説の世界に入ってしまうとか、そういう展開なのかと少し警戒していましたが、別途に進行していったので、特に問題ありませんでした。
    登場人物も、ストーリーも平凡ではありますが、展開のさせ方がうまい。それと、描き方が密なので、感情の動きが追えます。軽い調子で描きつつ、ところどころ、シビアな文章が紛れていたりするので、じっくり読むのがいいでしょう。
    主人公は、エッセイから分かるしをんさん的な側面を感じさせました。ロマンス小説について分析するあたり、特に。

    それにしてもしをんさん、語彙が豊富。
    同じ内容を様々な角度から描くのは、結構難しいのではないでしょうか。一つのこと(文章・表現)にとらわれず、柔軟に視点を変えられる、そういうところが読んでいて面白かったです。

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