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新品夏の流れ 丸山健二初期作品集

[著編者 ・出版社]
〔著〕:丸山健二  
出版社:(株) 講談社

発売日:2005年02月
ISBN:9784061983960
管理コード:4061983962
頁・サイズ:297P 16cm

商品レビュー

[要旨]
平凡な家庭を持つ刑務官の平穏な日常と、死を目前にした死刑囚の非日常を対比させ、死刑執行日に到るまでの担当刑務官、死刑囚の心の動きを緊迫感のある会話と硬質な文体で簡潔に綴る芥川賞受賞作「夏の流れ」、稲妻に染まるイヌワシを幻想的に描いた「稲妻の鳥」、ほかに「その日は船で」「雁風呂」「血と水の匂い」「夜は真夜中」「チャボと湖」など初期の代表作七篇を収録。

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  1. 1799.確かに美しい日本語ではあるけれど・・・レビュー

    by edge7

    評価  投稿日:2009/09/09

    edge7

    久しぶりに読んだ純文学。(^_^;)
    7編からなる短編集。
    表題作「夏の流れ」は刑務官の日常生活を
    描いた芥川賞受賞作。
    「硬質」で「冷徹」な文体。

    たしかに刑務官のような、少なくとも表面的には
    「無機質」を演じる必要のある人間を表現するには、
    漢語の多いあの文体は有効だろう。

    ただ、「夏の流れ」では効果的だったが、
    どの作品も全部あの調子で書かれたのでは息が詰まる。
    実際、収められている7編全部「骨太」。

    読書にしろ、映画にしろ、スポーツ観戦にしろ、
    すべての私の余暇の目的は「感動」にある。
    そしてその感動の基準は、私の場合、
    単純に「泣けるか否か」。(笑)

    本短編どれも残念ながら泣けなかった。
    確かに評判通り、美しい文章ではあったが・・・

    ということで、今の私にとっては
    丸山健二は不適、
    そう結論づけざるを得ない。
    もっと感性豊かな20歳代で読んでおくべき作家だったかな!?

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